2009年 07月 24日
こんばんは。いのうえまさとし歯科の副院長の畑山敬秀です。 京都では祇園祭が終わりましたが、今週末は大阪では天神祭りがあります。祭りが続くと、夏本番という気がしますね。 今回はCTのある医院と無い医院ではどういったことが違うのかをお話させていただきます。 CTの特徴として、従来のレントゲン写真では2次元的にとっており、CTでは3次元的に撮影を行っています。つまり、まったくわからなかった方向の断面が見られるようになります。従来のレントゲンでは像の歪みのため、レントゲン上の距離は正確なものでは無かったのですが、CTではコンピュータ上で計算された距離が正確に表示されます。下歯槽管や上顎洞といった重要な解剖学的形態までの距離をあらかじめ知ることができます。そのため、粘膜を剥離しなくてもインプラント埋入できるフラップレスの治療を行うことが可能です。フラップレス治療を行うことにより、腫れたり、痛んだりする可能性が低くなります。歯科用CTは、医科用のCTと比べると、被曝量が少なく、撮影時間も短く、普通のレントゲンと同じ姿勢で撮影が可能です。 CTの解析画像が鮮明で、非常に診断しやすくなっています。インプラント治療において現在ではCT無しでというのは考えにくく、CT完備のインプラント医院を選ぶというのが一つの指標になっててきています。 またノーベルガイドを用いた手術でも、CT無しでは実現不可能です。ノーベルガイドはCTデータ上であらかじめ決めておいた位置にインプラントを埋入できる最新の技術だからです。 当院は、ノーベルガイドを使用することにより、インプラント手術のその日に歯を装着することも可能です。また、残すことができない歯を、抜いたその日にインプラントを埋入し、仮歯を装着することも可能です。他院との違いは、私たちは医学的見地から、再生医学をふまえインプラント治療をおこなっているところです。そのために外科的侵襲はほとんどありません。つまり、手術時間は短く、術中、術後の痛みや、術後の腫れは、かなり低減されます。また、治療期間を非常に短くすることが可能です。 いのうえまさとし歯科医院は、インプラント専門部門の京都インプラント再生センターを併設しています。そのために、他院(インプラントセンターや大学病院も含め)で、無理だと言われた方でも一度ご相談ください。
by inoue-kirc
| 2009-07-24 23:55
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